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出産と葬儀が重なる!妊婦は葬儀に参列していいの?

出産葬儀重なる 生活

出産を控えている時に、親族の誰かが病気などで危篤の状態になるということが、人生の中では起こり得ます。

どちらも、タイミングを思い通りにコントロールできるものではありません。

もしも、偶然出産と葬式が重なってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

この記事では、出産と葬式が重なった場合にどちらを優先すれば良いか、妊婦が葬式に参列するときの注意点などをご紹介します。

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出産と葬式が重なる!

妊婦は無理をしないのが一番ですが、どうしても葬式に参列したい場合や、遺族から参列を求められることもあります。

その場合、体調が良ければ葬式に参列しても問題ありません。

出産と葬式が重なる場合というのは、どういったケースがあるのでしょうか。

  • 葬式の最中に陣痛が来て出産
  • 葬式前に陣痛が来て葬式の日に出産
  • 予定帝王切開の直前に亡くなる

順番に解説していきます。

葬式中に陣痛が来て出産

陣痛が来ても出産までは時間がかかる場合がほとんどです。

そのため、式場と病院が近ければ旦那さんは葬儀優先で、連絡があった場合すぐに病院に行ける状態がいいですね。

「出産予定日」と言っても、予定通りに生まれる人は全体の4〜5%程度ですが、臨月になると、いつ産気づいてもおかしくありません。

そんな時期に葬式が重なってしまった場合、葬式中に陣痛が来てしまうケースもあります。

心配ですよね。

葬式前に陣痛が来て出産が葬儀当日

葬式の準備をしている時に、陣痛が来てしまう場合もあります。

陣痛が始まってしまうと、出産までに初産で平均で12時間、経産婦で平均7時間程度かかりますが、旦那さんは落ち着きませんよね。

出産と葬式の日に重なってしまうことになりますが、こればかりは自然の事ですからどうしようもありませんよね。

帝王切開の予定日の直前に亡くなる

帝王切開の予定日直前に誰かが亡くなった場合も、出産と葬式が重なってしまいます。

出産・入院の準備と葬儀の準備を同時に進めることになりますので、非常に慌ただしいですね。

入院することがわかっている妊婦さんや、出産真近の場合、無理に葬儀に参列する必要があるのでしょうか。

事情を言って出産優先で全く問題ありません。

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出産と葬式が重なったらどちらを優先?

一般的には慶事より弔事と言われますが、妊婦の葬式への参列は絶対ではありません。

とはいえ事前に準備をしておくと安心ですよね。

  • 葬式中に急きょ帝王切開になった場合
  • 葬式中に産気づいた場合
  • 体調や病院までの距離の確認

葬式中に急きょ帝王切開になった場合

出産は、必ず安産で産めるわけではありません。

途中で帝王切開になるなど、緊急事態になった場合は家族が呼び出されることもあります。

帝王切開の場合は、家族一人の付き添いが必ず必要になるので、夫か両親のどちらかに来てもらえるよう、事前に話をしておきましょう。

葬式中に産気づいた場合

万が一、葬式中に産気づいたら、誰がどうするか(タクシーを呼ぶ、車を出す、誰が付き添うかなど)を、あらかじめ決めておきます。

付き添いとして一人は一緒に病院へ行ってもらえるよう、相談をしておきましょう。

夫方の親族の葬式なら実母、妻方なら夫という風に、妊婦に近しい人に一人付き添ってもらえれば安心ですね。

体調や病院までの距離の確認

病院と葬儀場が近ければ、妊婦が一人で病院へ行き、その他の家族は葬儀を優先して、緊急事態などの際はすぐに駆けつけられるようにしても良いでしょう。

体調や病院までの距離など、不安がある場合は必ずかかりつけの産婦人科医に相談し、医師の判断に従ってください。

葬式に参列できなかった場合は、後日、弔電やお香典、お悔やみ状を送れば、ご遺族にお悔やみの気持ちを伝えることができますよ。

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妊婦は火葬場に行ってはいけないのはなぜですか?

現代では、妊婦が火葬場に行くことは全く問題ありません。

しかし、現代でも地域ごとに風習があり、言い伝えを信じている人もいます。

言い伝えは本当?

妊婦が火葬場に行くと「赤ちゃんにあざができる」「赤ちゃんがあの世に連れていかれる」など、お腹の子どもに影響があると言われることがあります。

あまり嬉しくないですね。

しかし、なぜそのような言い伝えがあるのでしょう。

現代に比べて昔の火葬は、妊婦に大きな負担を与えるものでした。

現代のように設備が整っておらず、長時間立ちっぱなしになることもあり、ご遺体は時間が経つにつれて腐敗が進み、荼毘に付される故人の姿が見えることもありました。

妊婦が辛い思いをしないよう、そして腐敗し始めたご遺体からの細菌や、病死した人からのウィルスに感染することがないよう、妊婦を遠ざけるような言い伝えができたみたいね

妊婦の行動を制限するような言い伝えですが、妊婦やお腹の子どもへの気遣いが元になっていたとは驚きですね。

現代では設備が整っているため、妊婦の参列は問題ありません。

地域ごとの風習に注意

現代でも地域ごとに風習があり、言い伝えを信じている人もいます。

後々トラブルにならないように親族の意向や地域の風習を参考にして、参列するか決めると良いでしょう。

迷信が気になる人には、対処法もあります。

「邪気を跳ね返すように鏡の表面を外側にして腹部に入れる」という言い伝えが多いです。

他にも、邪気を払うための道具として刃物やくしが使われたり、赤い帯をお腹に巻くという地域もありますので、分からない場合は親族や地域の葬儀社に確認してみると良いでしょう。

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妊婦が葬儀に出席する際の注意点

体調

妊婦さんは特につわりの時は匂いに敏感になっています。

お線香やご焼香の独特の匂いで気分が悪くなることも考えられます。

気分が悪くなった時は決して無理せず、控室などで休憩させてもらったほうがいいですよね。

火葬場も独特の雰囲気で気分が悪くなりそうです。

妊婦さんですので火葬場に行かなくても、ご挨拶をすれば失礼に当たらないと思います。

マナー

妊婦さんだけでなく、葬儀に出席する時にはマナーを守りたいです。

服装も喪服がサイズが合わなくても服装は黒を着ましょう。

アクセサリーは基本的には真珠の一連のネックレスやピアスぐらいでしょう。

バックも葬儀用の黒があれば理想的ですが、無い場合は金具の無い黒い布製がいいですね。

靴はやはり黒で、つま先が空いていない靴がおすすめです。

その他、お香典の金額やお焼香の方法など地域によって違うことがあるので、親や年配の親族などに聞いておくと安心ですね。

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妊婦の喪服はどうする?

妊婦の服装には厳格なルールはありません。

お腹が大きくなって、手持ちの喪服が着られなくなった場合は、洋服で代用することもできます。

葬儀マナーを意識した服装のポイントを押さえておきましょう。

  • 生地に光沢がないもの
  • リボンやフリルの装飾、柄のないもの
  • 出来るだけ黒色でシンプルなデザイン
  • 黒色がどうしてもない場合はグレーや紺でもOK
  • 肌の露出が多いものは避ける
  • お腹を締め付けないもの

具体的な例としては、シンプルな黒のワンピースに、喪服のジャケットや黒カーディガンを羽織ったり、黒のブラウスにウエストがゴムになっている黒パンツを履くなどです。

お腹が出ているので、スカートの丈は長めをチョイスしておくと安心ですね。

ユニクロやGU、しまむらなどで、リーズナブルに購入できます。

どうしても喪服を着たいという場合はレンタルもありますので、葬儀社に相談してみましょう。

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まとめ

出産と葬儀が重なるのは、仕方のないことです。

もしも重なってしまった場合は、

  • 妊婦の葬儀への参列は絶対ではない
  • 妊婦が葬儀へ参列する場合は体調を優先させる
  • 実母か夫に付き添いしてもらえるよう頼んでおく
  • 体調が良い場合は葬儀に参列しても構わない
  • 親族の考えやその土地の風習も大切にする

これらのことに注意して、親族同士で協力して乗り切るほかありません。

大切なのは出産を無事に乗り切ることと、亡くなった方と遺族への哀悼の気持ちです。

トラブルにならないように事前にきちんと相談をしておき、新しい命の誕生をみんなにお祝いしてもらえるように出来ると良いですね。

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