景品表示法に基づきアフィリエイト広告を利用しています。

葬式めんどくさい!主催する側と参列する側の解決策とは!?

葬式めんどくさい 生活

葬式をめんどくさいと感じたことはありませんか?

近年葬式をめんどくさいと思う人や、必要ないと感じて別の方法で故人を見送る人が増えています。

葬式を行うのがめんどくさい時はどうしたらいいのか、葬式に参列しなくても大丈夫なのか、様々な事例をご紹介します。

スポンサーリンク

葬式めんどくさい

生前親しかった人の葬式ならまだしも、疎遠だった人の葬式は正直めんどくさいと思うことがありますよね。

また、親族であっても、頻繁に会わない人や嫌いな人であれば、乗り気になれないこともあるでしょう。

人の不幸はコントロールすることができませんので、葬式の知らせも突然来ることになります。

故人を偲ぶ気持ちや悲しみはあっても、突然のスケジュール調整や、喪服や香典の用意、式場までの交通手段の手配など、すぐに対応するのが難しいということもありますね。

式の最中は、意味の分からない長いお経に耐え、普段は使わない作法やマナーに頭を悩まされる。

そんな葬式を、口には出さないけど実は「めんどくさい!」と感じている人は、結構多いのです。

スポンサーリンク

葬式めんどくさい:参列する側

葬式に呼ばれたら、どうしても行かなければいけないの?

参列したくない場合、できない場合はどうすればいいの?

そんな疑問を解決していきましょう。

  • 通夜か葬儀かどっち?
  • 行かない場合の断り方
  • 参列できなかった場合
  • 家族葬には行かない方がいい?
  • 妊婦の場合はどうしたらいい?

ひとつずつ解説していきます。

通夜か葬儀かどっち?

遺族から葬式の案内が来た場合、通夜と葬儀の両方に参列しなければいけないのでしょうか?

まずは、通夜と葬儀の本来の意味を見てみましょう。

  • 通夜:家族や親しい人たちが、故人を見守りながら最期の夜を過ごすためのもの
  • 葬儀:葬儀は告別式と続けて行う場合が多い。会社関係者や知人などさまざまな人が集まり、最後のお別れをする社会的な儀式

本来は、家族や近親者でなければ葬儀に参列するのが正式です。

しかし、最近では故人との間柄に関係なく、それぞれのスケジュールの都合でどちらか片方へ参列するというケースが増えているのが実情です。

親族であれば、両方とも参列という場合も多いですが、仕事などでどうしても都合がつかない場合は、片方だけで問題ありません。

特に、通夜は夕方以降に行われるため参列しやすく、日中に行われる葬儀に参列できない人の受け皿としての側面もあるため、通夜のみに参列する人が増えています。

また、故人を偲ぶ気持ちよりも、めんどうだという気持ちの方が強ければ、両方とも参列しないというのもアリです。

遺族に「めんどくさい」という気持ちが伝わると失礼になるので、思い切って断るというのも一つの配慮になるのではないでしょうか。

行かない場合の断り方

参列を断る場合、細かい理由を言う必要はありません。

「どうしても都合がつかない」「やむを得ない事情がある」など、理由をぼかして伝えましょう。

また、遺族は大切な家族を亡くして気を落としています。

参列できないことへの謝罪の言葉や、遺族に対する気遣いの気持ちを伝えることは忘れないようにしましょう。

もちろん、めんどくさいなんて理由を言ってはいけませんよ。

参列できなかった場合

遺族から通夜や葬儀に招かれたにもかかわらず、どちらにも参列できなかった場合は、後日改めて弔問するのがマナーです。

香典は弔問時に直接渡しましょう。

葬儀の当日には弔電を送っておくと、お悔やみの気持ちが伝わりますし、丁寧な印象を与えます。

遠方などで後日の弔問が難しい場合は、香典を郵送しても構いません。

故人との関係がそこまで親しくない場合や、遺族から直接招かれていない場合は、他の参列者に香典を託すという方法もありますよ。

家族葬は行かないほうがいい?

訃報の知らせの時に、家族葬だと知らされた場合は、行かない方が無難です。

家族葬はコロナ禍以降に広まってきた形式で、基本的には家族や近しい親族のみで行われます。

しかし、家族や親族でなくても、遺族から参列を希望する連絡があった場合や、日時と場所を伝えられた場合は、参列しても構いません。

また、家族葬の場合は訃報の知らせの際に、弔問や香典を辞退する旨を伝えられることがあります。

その場合は、通夜・葬儀に参列しなかったからと言って弔問したり香典を送ってしまうと、かえって迷惑になることもありますので、注意が必要です。

妊婦の場合はどうしたらいい?

妊婦の葬儀への参列は絶対ではありません。

もちろん参列しても構いませんが、自分の体調を優先して考え、家族と相談して決めましょう。

スポンサーリンク

葬式めんどくさい:主催する側

葬式は、主催する側も「めんどくさい」と思う人が増えています。

めんどうだと思う事情は、人によってさまざまです。

  • 手順がわからない
  • 費用が心配
  • 親戚などに会いたくない
  • 親戚や知人に連絡するのがめんどう

ひとつずつ説明していきます。

手順がわからない

誰かが亡くなった場合、今の日本ではほとんどの人が葬式をあげるのに、具体的な手順を教わることは、ほとんどありませんよね。

また、無宗教の家庭が多く、お寺とのつながりが薄くなっているため、仏教に関する知識もありませんし、専門的な言葉にも馴染みがありません。

難しい言葉や細かいしきたり、マナーなど、葬式に出てみて初めて知った人というも多いでしょう。

費用が心配

葬式の費用は100万円〜200万円程度になることが多いです。

かなりの高額ですよね。

葬儀社へ払う費用だけでなく、お寺へのお布施や戒名の費用、お花代、食事会の代金など、葬式の費用は多岐に及びます。

特に僧侶に支払うお布施や戒名の費用は、お寺によって金額の相場が違ったりするので、その不透明さだけでも不安になってしまいますね。

親戚などに会いたくない

久々に会った親戚のおばさんに近況を根掘り葉掘り聞かれたり、おじさんの長い長い話を聞かされたり。

親戚と言っても、人によって合う合わないがありますし、中には関係が上手くいっていない親戚だっているでしょう。

そんな人に会って長時間一緒にいなければいけないなんて、考えるだけでめんどくさくなってきます。

親戚や知人に連絡するのがめんどう

親戚の他に、会社関係、友人、ご近所関係などを合わせると、葬式に招く人数は100人を超えてしまうことも。

故人の知人だったとしても、遺族にとっては知らない人という場合もあります。

そんな人たちにどうやって連絡するのか、どこまでの範囲に連絡すればいいのか、いろいろ考えるとめんどうになりますね。

しかも、葬式の連絡だけでなく、通夜振る舞いや精進落としの人数把握、出欠確認、火葬場まで行くかどうかなど、短い時間に多くの連絡・確認をしなくてはなりません。

これでは故人を偲ぶ余裕もなくなってしまいそうです。

スポンサーリンク

葬式を主催する側の解決策

昔は人が亡くなれば葬式をするのが当たり前で、地域の風習や家庭の宗派のやり方に沿って葬式が行われていました。

しかし、近年では故人を弔う方法が増え、自分にあった方法を選ぶ人も増えてきています。

  • シンプルにする
  • 生前葬にしてしまう
  • 家族葬にする

ただし、どの方法も故人の意思を尊重すること。

トラブルを防ぐために、できれば生前に話し合っておくことをお勧めします。

では、順番に解説していきますね。

シンプルにする

故人の弔いをシンプルにする方法としては、直葬という方法があります。

直葬は火葬のみを行うことで、通夜も葬儀もありません。

既に年間1割以上の人が直葬を選んでおり、近年少しずつ増えていますが、まだ一般的でなないためさまざまな問題も起きています。

  • メリット:式場や花祭壇、食事などがいらないので、手間・時間・費用などの負担が大幅に軽減できる
  • デメリット:火葬まで遺体を安置しておく場所が必要。納骨先を見つけにくい

亡くなってから24時間以内は、遺体の火葬をすることが法律で禁じられています。

さらに、地域によっては火葬場が混雑しており、安置期間が長引く可能性も。

自宅での安置が難しい場合は、葬儀社や火葬場に相談してみましょう。

近年では遺体ホテルなどの安置施設も増えていますので、希望に沿う施設を探しておくのもいいですね。

また、葬式を済ませていない場合、菩提寺から納骨を断られることがあります。

事前に菩提寺に相談して了解を得ておくか、納骨堂や公営墓地、樹木葬をしてくれる霊園、散骨をしてくれる業者などに相談してみましょう。

葬式自体はしたいけど日数をかけたくないという人は、葬儀と火葬のみを1日で終わらせる「一日葬」という方法もありますよ。

生前葬にしてしまう

故人が生きている間に、生前葬をしてしまうという方法もあります。

こちらもあまりメジャーでな方法ではないので、少し勇気が必要ですね。

  • メリット:故人が参列者にお礼を言う場が設けられる、故人本人の希望に沿った葬式にできる
  • デメリット:周囲の理解を得るのが難しい

人によっては「縁起でもない」と気分を害することもあるので、相談する際には注意が必要です。

しかし、故人がやる気であれば、遺族は気が楽ですね。

実際に亡くなった際には、火葬場までの搬送のみを引き受けてくれる葬儀社などに依頼して遺体を運び、火葬してもらいます。

家族葬にする

家族や親族などの近親者のみで行う家族葬にすれば、事前準備の手間や参列者への対応を軽減することができます。

  • メリット:故人との別れの時間をゆっくり過ごせる、参列者への対応が軽減される
  • デメリット:葬式後に訃報を知った人や弔問客への対応、親族・知人の理解を得られない場合もある

喪主の挨拶、食事会の手配など、めんどくさい工程を減らせると、気持ちも楽になりますね。

さらに、訃報を知らせる際に弔問や香典を辞退する旨を一緒に伝えれば、煩わしい弔問の対応や、香典返しの手間もなくすことができます。

費用の面では一長一短です。

小規模な分、それぞれの費用も少額になりますが、一般の参列者からの香典が得られなくなるので、最終的には費用の負担が大きくなる可能性があることを覚えておきましょう。

スポンサーリンク

葬式は必要?

必要、あってもいい派

大切な人が死んで悲しかったんだけど、葬式やらいろんな手続きで忙しかったおかげで悲しさが紛れた。それはそれで良かったと思う。

葬式は故人に別れを告げ、気持ちに整理をつけるための儀式。

同時に、生前お世話になった人たちに挨拶できると思えば、必要な時間と手間です。

葬式は、故人が最後に与えてくれる機会のようなもの。

バラバラで生活してる「元家族」が全員集まれる機会なんて、なかなかないもの。

お父さんが最後にみんなを集めてくれたんだなって思ったことあったよ。

必要ない、なくてもいい派

無宗教なのに、なんでお坊さん呼んでお寺に高いお金払うのか意味不明。

葬式代がぼったくりすぎ。

自分の生活がカツカツなのに、葬式代も墓代も出せないよ。

大掛かりな葬式はもう時代遅れ。

大して親しくもない人が来て、故人とは無関係な話をペチャクチャして、失礼だし迷惑。

葬式なんてやらなくても、本当に親しい人だけで故人を偲べばいいのでは。

価値観が多様化している時代ですから、考え方は人それぞれです。

不景気ゆえに、時間がない、お金がないなどという事情もあるようですね。

しかし、大切なのは葬式の主役である「故人の意思」なのではないでしょうか。

話しにくい話題ではありますが、生前からきちんと意思を聞いておき、尊重できる送り方ができるといいですね。

スポンサーリンク

葬式めんどくさい:まとめ

価値観の多様化や、お寺と家庭の関係が希薄になったことから、葬式がめんどくさいと感じる人が増えています。

そんな場合は、無理をせず、それぞれにできる形で対応できるといいですね。

参列する側は

  • 故人を偲ぶ思いがなく、めんどうだと思うのなら、行かない選択肢もアリ
  • 参列しない場合は、後日の弔問や香典を送ることで、お悔やみの気持ちを伝える

主催する側は

  • 直葬、一日葬、家族葬、生前葬など、自分に合った無理のない送り方を選ぶ
  • どんな葬儀をするか、生前に話し合っておくと故人の意向にも沿えるのでスムーズ

死は誰にでも訪れるものです。

自分だったらどうして欲しいか、この機会に考えてみるのも、解決策を得られるヒントになるかもしれませんよ。

どんな形で送るにしても、故人の冥福を祈る気持ちは大切にしたいものです。

コメント