今まで何作も映画の監督を務めてきた北野武さん。
今回は自身の小説「首」を監督として映画にすると発表されました!
映画公開の前に小説「首」をまだ読んでいない人のためにネタバレと感想、キャストはあのキャストは5億円俳優とは誰?!
北野武の小説「首」が映画に!監督は北野武これが最後と
北野武さんは監督としての映画は「アウトレイジ」以来4年ぶりだそうです。
いままで 暴力ものが多かったのに今回「首」は時代劇です。
今回の『首』が自分の最後の作品になってもいい”という覚悟で撮影に臨むそうです。
北野武「首」映画に!あらすじとネタバレ
小説「首」のあらすじとネタバレです。
織田信長などが活躍した戦国時代を曾呂利新左衛門という噺家がすすめるところは、大河ドラマの「いだてん」を思い出します。
曾呂利新左衛門のコミカルな視線で語るというストーリーになっています。
羽柴秀吉と千利休に雇われ、謀反人と逃げ延びた敵を探す旅をしていた曾呂利新左衛門は、信長に反旗を翻し、有岡城から逃走する荒木村重を偶然捕らえた。この首の価値はいかに。曾呂利は、信長が狙う荒木村重の身柄を千利休に託すのだった。一方、丹波篠山の農民・茂助は、播磨へ向かう秀吉の軍勢を目撃し、戦で功を立てようと、雑兵に紛れ込むのだった。だが、思わぬ敵の襲撃が茂助の運命を狂わせていく──。信長、秀吉、光秀、家康を巻き込み、首を巡る戦国の饗宴が始まる。
大河ドラマでは明智光秀が主役になりましたね。
歴史ものは、主役として取り上げられると「善」として描かれますよね。
大河ドラマを見る以前は明智光秀は主君織田信長を裏切った悪者というイメージでいたので、どのようなストーリーになるのかと思って見ていました。
結局、明智光秀は悪者ではなかった、織田信長に問題があった、明智光秀は豊臣秀吉に討たれた、で終わりました。
しかし、この小説「首」では本能寺の変は本当は天下を狙う豊臣秀吉の陰謀だったと描かれています。
実は裏切り者は秀吉だった!?
北野武「首」映画に!口コミまとめ!
かなり強引に物語は進むし、しれっと語られる残虐の数々。しかし確かに戦乱の世ってこうなんだろうなぁと滅入りながらもスピードにひっぱられ感傷に浸る暇なし。ハチャメチャな信長、でもその最期はキメていた。ひきかえ語り手曾呂利の連れであった、人でなしだが一途な茂助と小気味良くて手練れなチビ&デカブツコンビの最期は呆気なく哀れだった。ゴツゴツとした印象、切り落とされる首の様とあいまって。意識しないでおこうと思ってもやはり芸能界の荒波を越えてきた作者とオーバーラップ。妙な迫力
誰もが知る『本能寺の変』に、北野さん自ら脚本、演出を手掛けたら、このような作品に仕上がるのだろう、という印象。史実に沿った内容ではあったが、斬首シーンが多発。首実検・作法まであることに、恐れおののいた。タイトル通り、首を取るか取られるか、異様な光景が続いた。気分はすぐれなかったが、文章に独特の笑いを含み、決して重苦しさ一色でなかったので、その点は良かった。厳しい戦国時代を勝ち抜き、天下を取った秀吉。無慈悲で残虐な行為に、戦慄が走った。
北野武による北野武の為の戦国語り。『いだてん』の志ん生よろしく聚楽第で秀吉に語り出す。今度は志ん生ではなく曽呂利新左衛門で。血なまぐさいのにどこか間抜けた所もある戦国武将達の企み。ラストの『首』実験の描き方に北野氏の映画の雰囲気が出ているなと。
戦国時代の話とかあまりわからないけれど面白かった。桃太郎のたとえ話とかね。どこまで史実にあってるのか知らんけど。
北野作品は「たけしくん、ハイ!」以来です。こちらは初の時代劇とのこと。戦に参加もし、芸人でもある曽呂利新左衛門が語る本能寺の変。変人を通り越したような信長はじめ、デフォルメされた荒木村重、光秀や秀吉・家康らの登場人物が薄っぺらく感じないのは、この作品の底に流れる虚無感のせいでしょうか。苦労して勝ち取った首でさえ、実のところ誰のものかも分からない。究極の暴力である戦も権力争いも、突き詰めると滑稽に見えてきます。たけしさんらしい作品なのかも。
北野武「首」映画に!キャストはあの5億円俳優!
映画のクランクインは今年の夏頃ということで、今のところ渡辺謙さんだけが発表されていますね。
渡辺謙さんと言えば、今やハリウッド映画にも出演し、世界的にも日本を代表する大スターです。
その渡辺謙さんの出演料がすごい!
- 連続ドラマ 1話:500万円
- 単発ドラマ:700万円
- 邦画:3000万円
- バットマン:1億円
- ゴジラ:5億円
- CM:1億円~1億5千万円
また、キャストには「アウトレイジビヨンド」で起用された新井浩文も?という噂もありました。
役者としてまじめだし、次の映画で俺が起用しようかな
と言っていたそうです。
しかし、さすがに実刑判決が出てしまった俳優を使えませんよね。
事務所も否定しています。
まとめ:北野武「首」映画に!ネタバレと感想まとめ!
北野武さんの小説「首」が映画に!ネタバレと感想をまとめてお知らせしました。
「首」は時代ものですが、語りがユーモアがあっても残虐シーンがたびたび描かれています。
映画のキャスティングはまだ詳細が発表されていませんので、わかり次第追記していきます!
それにしても渡辺謙さんの出演料には驚きましたね!