日焼け止めが服についたあ!
日焼け止めって落ちにくいですよね。
しかも昨年の夏服出したらシミになってた、なんてショックなこともよくあります。
日焼け止めが服についた落とし方、身近なもので簡単にちゃんと落とせる方法をご説明します!
日焼け止めが服についたときの落とし方
日焼け止めは洗濯機で洗っても落ちない場合がほとんどです。
洗濯機や水洗いで落ちない理由は、最近の日焼け止めはほとんどウオータープルーフと言って汗や水に強いものとなっているからです。
顔や体に塗って汗で流れないよう油分が水をはじくため、水洗いでは取れないんですね。
日焼け止め服についた応急処置は
外出先でつけてしまったときの応急処置です。
ついてすぐであれば簡単に落とせますが注意が必要です。
やってはいけない落とし方!
落とし方を間違えると自分では落とせずクリーング店のお世話になることに。
最悪はクリーニング店でもお手上げになってしまう場合もあります。
やってはいけない落とし方
★いきなり水で叩いたりつまみ洗いはしない★
洗濯表示を確認しないでいきなり水を使用すると、そこだけ縮んでしまうこともあります。
余計落ちにくくなってクリーニングで追加の染み抜き費用が発生することも。
ハンドソープで落とす方法もありますが、同様に水が使える素材かどうか確認してください。
慌てるあまり素材を確認しないで水で叩いたり洗ったり、間違った方法は絶対しないでくださいね。
メイク落としシートを使って落とす
日焼け止めは夏用ファンデーションと同様と思ってください。
ファンデーションを落とすときメイク落としやクレンジング剤を使いますよね。
メイク落としシートやクレンジング剤を持っていなくても、コンビニには必ずあります。
クレンジング剤は量が多すぎるとシミになるので要注意です。
手順
- ティッシュなど紙か布で日焼け止めを叩くように拭き取る
- メイク落としシートを馴染ませる(こすらない!)
- 再度ティッシュなど紙か布で拭き取る
- 水で洗える場合は洗い流す
帰宅後洗濯機に入れて洗いましょう。
目に見えなくてもシミは残っている場合があるので、最後に水で洗えない場合は帰宅後クリーニング店に相談しましょう。
食器用洗剤かハンドソープで落とす
メイク落としシートも化粧用クレンジング剤も手に入らない場合、食器用洗剤かハンドソープが代用できます。
日焼け止めは汗や水に強いので洗濯機に洗剤を入れて洗うだけでは落ちません。
油汚れを落とす食器用洗剤かハンドソープが効果があります。
ただし、水を使うので洗濯表示を確認してから行ってくださいね。
落とし方
- シミの部分を水で少し濡らす
- 食器用洗剤またはハンドソープをつけ、つまみ洗いする。
- 水で洗い流す
日焼け止めが黒い服についた落とし方と注意点
黒い服を着ていて日焼け止めが白くついてしまったらがっかりですよね。
夏でも黒い服は着るので、日焼け止めがついてしまうことはアルアルです。
黒い服の日焼け止めの落とし方と、その前に注意点をお伝えします。
落とす際の注意点
自分で染み抜きをする場合は、その前に洗濯表示を確認してください。
- 水洗いができる素材か確認する
- ドライ指定の素材はクリーニング店に出す
次に水洗いできる素材の場合の落とし方をご説明しますね。
落とし方
日焼け止めの成分は夏用ファンデーションと似ているので、化粧落としのクレンジング剤を使用します。
ジェルタイプが使いやすいです。
落とし方の手順
- 日焼け止めがついてしまった部分にクレンジング剤を少量馴染ませる。
- 汚れが浮いてくるので水またはぬるま湯ですすぐ。
- 洗濯機で洗う。
日焼け止め服について白くなった落とし方
日焼け止めによっては白く服についてしまうタイプがあります。
ついてすぐにはまだ白いので比較的落としやすいです。
ファンデーションを落とすのと同じに考えてください。
落とし方
- 洗濯表示を見て水洗いや手洗いがOKか確認する
- シミの下に布を敷く
- 歯ブラシで化粧落としのクレンジング剤をシミに塗り込む
- 下の布にシミが落ちる
- 落ちたら水で同様の手順を行う ※この際下の布のきれいなところを使う
日焼け止め服について時間がたった落とし方
時間がたって次にシーズンに洋服を出したらシミになってる!ということがあります。
時間がたってしまって落ちるか心配ですよね。
シミは着いてから早いほど落ちやすいですが、定着が進んでしまったシミ落としには注意点があるのでお伝えします。
漂白剤を間違えない!
シミなので漂白剤を使おう!と考えてしまいがちです。
しかし、漂白剤には2種類あり、それを間違えると一層ひどいシミになってしまいます。
◎酸素系漂白剤
✖塩素系漂白剤
詳しく説明しますね。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤はシミが落とせます!
直接シミに馴染ませ10分ほど放置し、洗濯機に入れるだけです。
よほどひどいシミ以外はこの方法で落とせます。
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤を使ってしまうとシミがピンク色や赤くなってビックリします。
しかし、生地自体の色が変色してしまったわけではないので落ち着いてください。
色が変化した日焼け止めが残っているだけなので、ほとんどの場合落とすことができます。
次にピンクや赤くなってしまった日焼け止めの落とし方をご説明します。
落とせますのでご安心を。
ピンクになった日焼け止めの落とし方
汚れがついて時間がたつと、服が黄色にシミになっている場合があります。
そこに塩素系漂白剤を使用するとピンク色に変色してしまうんです!
時間がたった日焼け止めによるシミ落としに塩素系漂白剤は厳禁です。
ピンクになると慌てますよね。
しかしこれは落とせるので安心してください。
洗濯用洗剤を使用
シミの部分に洗濯用洗剤を使用します。
- 液体なら原液のまま、粉末は少し水を足して固めのクリーム状ものをシミの部分に塗る。
- そのまま10分放置。
- 揉み洗い後水ですすぐ。
- 落ちなかったら1から繰り返す
固形石鹸ケイ酸塩入りを使用
油分に強いケイ酸塩入り固形石鹸が日焼け止め落としに有効です。
ケイ酸塩入りせっけんでの落とし方
- 洋服をひたひたのぬるま湯の中に石鹸を泡立てる
- 優しく揉み洗い
- 色が消えるまで漬け置く
- 色が消えたら洗濯機で洗う
ケイ酸塩入りと言われてもなんのこっちゃと思いますが、このパッケージ、ドラッグストアなどでよく見かけますよね。
ミヨシマルセルせっけんは頑固な油汚れや泥汚れなどを強力に落としてくれるので、歴史のある石鹸なんです。
楽天市場では1個売りが無いのですが、靴を洗ったりワイシャツの襟汚れも落とせるので用途は広いです。
しかし、生産終了となってしまったので楽天市場でも在庫が無くなり次第に終了となるので今のうちに入手しておくといいですね。
ウタマロ石鹸も人気ですが、こちらは蛍光漂白剤が含まれているので洋服を洗うのは色落ちが心配です。
ミヨシマルセルせっけんは蛍光漂白剤は配合されていませんので、安心して汚れだけしっかり落とせます。
ミヨシマルセル以外のケイ酸塩入り石鹸をご紹介しておきますね。
ミセル石鹸がケイ酸塩入りで、学校の手洗い用にも使われていて安心ですね。
シミ落としだけでなく、お風呂でも使え食器洗いや手洗いなど用途が広く、5個入りでも700円台で買えるなんてお得です!
ベンジンは注意!
ベンジンはシミ落としに使っている人も多いでしょう。
ピンク色に変色したシミ落としにも有効ですが、使用上の注意点があります!
- 生地を傷める可能性:見えないところで試してみる
- 換気が必要
- 火気厳禁
- 手袋着用
ベンジンを使った落とし方
- シミの部分の下に布を敷く
- ベンジンを少し垂らし歯ブラシで叩く
ベンジンは揮発性のため、汚れが落ちたら洗濯の必要はありません。
日焼け止め服の黄ばみの落とし方
洋服が黄色いシミになっている場合、汗ジミなのか日焼け止めのシミか迷います。
黄ばみの場合は汗によるもの、鮮やかな黄色の場合は日焼け止めによるものです。
白いシミと同様に塩素系漂白剤は厳禁!
酸素系漂白剤で落とすことができます。
汗による黄ばみは塩素系漂白剤を使用することができますが、色柄物は目立たないところで使用して変色しないことを確かめてから使用すると安心です。
私は心配ですし面倒なので常に色柄ものは酸素系漂白剤、白いものに塩素系漂白剤を使用しています。
酸素系漂白剤と言えば、言わずと知れた有名なワイドハイター。
塩素系漂白剤はハイター!安くてお買い得です。
2種類常備していれば、忙しい時にも悩まずすぐに使えるので便利です。
日焼け止めを絶対服につけない方法がある!
日焼け止めが服につかない方法があるので、こちらで詳しくご紹介していますので是非参考にしてください。
日焼け止め、次からつけないようにしたいですよね!
日焼け止め服についた落とし方まとめ
日焼け止めが服についてしまったときの落とし方をご紹介しました。
落とし方のポイントは
- 水を使用する際は洗濯表示を確認する
- ついたばかりのシミは「化粧用クレンジング」「食器用洗剤」「ハンドソープ」
- 時間がたったシミは酸素系漂白剤を使用、塩素系は厳禁
- ピンクになったシミはケイ酸塩入り固形石鹸
日焼け止めが服についてしまってもあわてて水洗いしないように注意してください。
日焼け止めが服につかない方法もあるので是非参考にしてください。